ヒューマンブリッジとは、隣り合った歯(ブリッジの支えとなる支台歯)を必要最低限しか削らない固定性のブリッジです。従来のブリッジは歯のエナメル質を大きく削り取るため、大きなダメージが出るのが欠点でした。ヒューマンブリッジはそのダメージを劇的に軽減し、歯にとって一番大切なエナメル質を残してブリッジを装着することが可能です。
また、歯のアンダーカットを積極的に利用しているため、単に歯に接着しているだけではなく、従来の歯科治療では考えられなかったような3次元的に計算された構造となっています。
手術などの必要もなく、入れ歯、ブリッジ、インプラントに次ぐ第四の選択肢として注目されている、患者様のお身体に優しい欠損補綴治療です。
ヒューマンブリッジの一番の特徴は、治療する歯と隣り合った歯をほとんど削らずに済む点です。そのため治療時の痛みを抑えることができ、無麻酔で処置が可能なケースも多くあります。短期間で装着が可能で、インプラントのような外科手術も不要なため、高血圧や糖尿病などの全身疾患をお持ちの方、手術を受けるのが怖い方、インプラント非適応症の方にもおすすめできる方法です。
少数の歯の欠損に対して幅広く対応できる治療ですので、ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
ヒューマンブリッジ | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
---|---|---|---|---|
歯を削る量 | 極めて少ない | 無 | 多い | 少ない |
身体への優しさ | ◎ | 〇 | △ | △ |
手術 | 無 | 有 | 無 | 無 |
耐久性 | 〇 | 〇 | △ | △ |
審美性 | 〇 | 〇 | △ | × |
保険適用 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
※上記は目安です。使用する素材やお口の中の状況によって異なります。
隣り合った歯を必要最低限だけ削ります。
必要なパーツを接着剤で装着します。
パーツが装着された状態です。
間に人工の歯を接着剤で精密に装着して完成です。
ヒューマンブリッジは固定式のため取り外す必要がなく、安定した噛み心地を得られます。また、基本的に隣り合った歯の噛み合う面は削らないので、装着時の違和感も少なめです。
※メタルボンドや前装冠、クラウンなどの補綴物が装着されている場合は、エナメル質に対するほどの接着力が得られないため、原則非適応症例です。
〒615-0071 京都府京都市右京区山ノ内西裏町15-2
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ☓ |
14:30〜18:00 | ● | ● | X |
● | ● | ☓ | ☓ |
休診日: 水土曜午後・日曜・祝祭日
【当院に初めて来院される方は18時までの受付となります】
※初診時には、現状の診査等をすべて行います。
おおよそ3.500円(3割負担の場合)となります。
保険証、お薬手帳(または服用薬の説明書類等)をご提示願います。